






地球温暖化の影響で、北極の氷は溶け、ホッキョクグマは住む場所を失い始めています。 この木馬ではホッキョクグマが、その溶けて割れてしまった氷をたどたどしい足付きで歩いてゆく姿を現しています。この木馬は、自分の娘のために作ったものです。 売っているものを買って与えるより、せっかくだから、私のデザインしたものをあげたいとの思いからです。 私の父も、いろいろなものを作ってくれたものでした。それが、やはり私の中では印象が大きいのです。 この木馬は発表するや、世界中のデザインや環境系ブログを駆け巡りました。 その中には、カナダの北極の科学者から娘に買いたいとの連絡までありました。 これには驚きましたが、あいにくその時は商品化できていませんでした。 そして、2年くらい経ったある時、商品化したいと言ってくれる香港のブランドが現われたのです。 発表から3年の時を経てようやくHUZI DESIGNより商品化されました。