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YASHIMA BRANDING
屋島山頂の各店舗に統一的な暖簾、日除け幕を設置し、販売用の手ぬぐい、バッジも制作しました。それらは伝統工芸「讃岐のり染め」の大川原染色本舗さんに制作いただいたものです。 屋島のノスタルジックで少し寂れたイメージに合いつつも、モダンと和を併せ持ったイメージです。青色階調の差を生かした背景色と、 台形のシンボル形体の組み合わせで考えたものです。 メインモチーフの台形は屋島をシンボリックに力強く表現したもので、伝統建築の反り屋根のようでもあります。カーブをつける ことで和の印象を強めています。単体でも反復の繰り返しでも、様々な媒体などに展開されてゆくイメージで、強く柔軟に様々な ものに展開できるデザインとなっています。 背景は、「屋島をひらく」のブランドステートメントに呼応する舞台幕が開かれるようなイメージです。 この10年にわたる高松市の尽力により高松市屋島地区が、全国の優れた都市景観の事例を表彰する「都市景観大賞」で、大賞の国土交通大臣賞に選ばれました。香川県内では初の大賞受賞だそうです。 We set up a unified curtain and sunshade at each store on the top of Mt. Yashima, and also produced tenugui hand towels and badges for sales. These were produced by Okawahara Dyeing Honpo, a traditional craftsman of "Sanuki Nori Dyeing". The image of Yashima is nostalgic and a little desolate, yet modern and Japanese at the same time. The background color is a combination of different shades of blue and the trapezoidal shape of the symbol. The Yashima district of Takamatsu City was selected for the Minister of Land, Infrastructure, Transport and Tourism Award, the grand prize of the Urban Landscape Awards, which recognize outstanding examples of urban landscapes from across Japan. This is the first time that an area in Kagawa Prefecture has won the grand prize.
2023
PIZZLY BEARS
地球温暖化の影響で、北極の氷は溶け、ホッキョクグマは住む場所を失い始めています。 この木馬ではホッキョクグマが、その溶けて割れてしまった氷をたどたどしい足付きで歩いてゆく姿を現しています。この木馬は、自分の娘のために作ったものです。 売っているものを買って与えるより、せっかくだから、私のデザインしたものをあげたいとの思いからです。 私の父も、いろいろなものを作ってくれたものでした。それが、やはり私の中では印象が大きいのです。 この木馬は発表するや、世界中のデザインや環境系ブログを駆け巡りました。 その中には、カナダの北極の科学者から娘に買いたいとの連絡までありました。 これには驚きましたが、あいにくその時は商品化できていませんでした。 そして、2年くらい経ったある時、商品化したいと言ってくれる香港のブランドが現われたのです。 発表から3年の時を経てようやくHUZI DESIGNより商品化されました。
2008
TOYAMA FESTIVAL
第62回富山まつりの公式ポスターを担当しました。青空の下、市内のメイン道路で日中にダイナミックな踊りが行われるこのお祭りを象徴的に踊り子の姿でデザインしました。We were in charge of the official poster for the 62nd Toyama Festival. We designed the dancers to symbolize this festival, in which dynamic dancing takes place during the day on the city's main roads under a blue sky.
2022
among
傘立てのデザインです。一見、傘立てには見えませんが、全ての傘の先端が合うように円と円の隙間を調整しています。どこにはまるのか、最初は悩みますが、慣れるとすぐにわかります。自分で使いこなす美しいプロダクトです。This is the design of an umbrella stand. At first glance, it does not look like an umbrella stand, but the gap between the circles is adjusted so that the tips of all umbrellas fit together. At first you may have trouble figuring out where it fits, but once you get used to it, you will soon find out. It is a beautiful product that you can use yourself.
2015
RUNO
山中漆器の拭き漆の器です。黒と赤があります。 シンプルでオーソドックスなデザインを心がけてデザインしました。とても軽く、使いやすく、あまり緊張しすぎない、しかしそこまでカジュアルでもない。ふつうな上質さを目指したデザインです。非常に軽く出来ています。山中塗とは、石川県加賀市の山中温泉地区で作られる漆器で、山中漆器と呼ばれます。国産のミズメ桜を轆轤挽きで仕上げ、拭き漆技法で仕上げました。Yamanaka Lacquerware wipe lacquer vessels. Available in black and red.We designed it with a simple and orthodox design in mind. It is very light, easy to use, not too strained, but not that casual either. It is a design that aims for ordinary quality. It is very light. Yamanaka-nuri is a type of lacquerware produced in the Yamanaka Onsen area of Kaga City, Ishikawa Prefecture, and is called Yamanaka lacquerware. Domestically produced mizume-zakura cherry wood is wheel-thrown and finished with a wiping lacquer technique.
2021
GINDAWARA
釜炊き近江米 銀俵のロゴをデザインしました。シンボルマークは米俵を横から見た姿。銀俵の文字は古い文字から引用しました。We designed a logo for GINDAWARA. This restaurant cooks rice in a Shigaraki earthenware pot. The symbol mark is a side view of a rice bale. The letters of "Ginbawara" are taken from old characters.
2019
NORIKAU OGAWA/KENZO OGAWA
陶芸家 小川顕三氏と小川記一氏のブランドディレクションを担当しました。 陶芸家のお二人に対し、まず、作品から印象を得た二色のコンセプトカラーを設定しました。 その二色を、名刺から、リーフレット、ホームページに至るまで、対比的に使用することで、お互いを引き立てあうように計画しました。
2017
BIWAICHI RENTAL CYCLE
米原駅構内にびわ湖一周レンタサイクルをオープンしました。その店舗設計をしました。県産材の杉を使い、宿場町を多く有する米原に合う佇まいを目指しました。A round-the-lake Biwa bicycle rental shop has opened in Maibara Station. We designed the store. We used Japanese cedar produced in Shiga Prefecture. The design of this building was intended to fit the appearance of Yonehara, which has many old inn towns.
2020
AZUCHI
近江八幡市の安土を戦国イメージでブランディングしました。安土城跡を有する織田信長ゆかりの地であり、織田信長の兜のイメージでロゴデザインを行いました。「信長を旅しよう」のコピーも考案し、かつての水路、陸路をたどるツアーも敢行されました。We branded Azuchi in Omi Hachiman City with the image of the Warring States period. The logo design was based on the image of Nobunaga Oda's helmet. We also devised a copy of "Let's Travel Nobunaga" and organized a tour that traces the waterways and overland routes of the past.
2020
YUTANPO
磁器の湯たんぽのデザインです。布団の中へ入れて使用する湯たんぽですが、多くの湯たんぽは、蓋の部分が突起として出ています。その出っ張りをなくし、人が触れる形状としてもっともあってほしかった形態を目指しました。This is a porcelain hot water bottle design. Most hot-water bottles are placed in a futon and the lid of the bottle protrudes from the futon. We eliminated the protrusion and aimed to create a shape that people can touch.
2012
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