「デザインの振れ幅展」出品作品
クライアントがデザイナーにデザインを依頼しても、必ず希望通りのデザインになる訳ではない。その原因は、デザインにおける共通認識のズレがあるからではないだろうか。ありふれた言葉でも、お互いの認識が異なれば、デザインは大きく変わってしまうこともある。
そうした認識の差異によって変化したデザインを体験できるイベントが「デザインの振れ幅展」である。
今回は、afuhlen(アフーレン)、谷香里奈、堂寛子、南政宏の4名のデザイナーに、滋賀県の新しいお土産菓子のパッケージデザインを依頼し、その成果物を展示する。
<作品コンセプト>
イナズマダックワーズは 稲妻。雷といえば、雲から発せられる。ということでパッケージは空に浮かんだ雲をイメージしたものです。
雲に見えるかどうかはわかりませんが、立体のプレス容器というものを使いました。一枚の紙をプレスして立体形状にしたものです。
下部は箱をスタッキングできるように鏡面の銀紙を一周巻きました。
メタリックなのは、周りの風景が映りこんで雲が浮いているように見せるため、また曇天の表現です。
上蓋のラベルを剥がして、蓋を開けると、雲の中にはゴロゴロと可愛い雷がいるというパッケージです。
デザインの振れ幅展
会期
2021年10月15日(金)~10月17日(日)入場無料
時間
10月15日:10:00~20:00
10月16日:10:00~20:00
10月17日:10:00~18:00
会場
ギャラリーうえまち
詳細
https://design-event.wixsite.com/osaka
写真:ムクメテツヤ
2021年10月17日
Design, Graphic