日本では魚を切って開き、干したものを食べるのも一般的です。これは干物と言われます。
これはあゆを干物に加工したもので、日本の中では非常に珍しい商品です。
旧デザインのパッケージをリニューアルしました。
干物は、魚を干して乾燥させたものです。干すことにより水分が減り、魚が腐らなくなり、美味しさが増します。
伝統的な干し方としては竹のザルで干します。
そのことがすぐにわかるように、竹のザルをイメージした金のパッケージにしました。
平面でシンプルに作られていますが、立体で編んでいるように見えます。
平面のブランドタグを持ち上げて、その隙間に食べ物パウチを挿入してパッケージとします。
竹のザルは丸いですが、形を丸くすると隅に小さな穴が増えます。そこで私は三角形を基準にデザインし無駄を無くしました。そのことでより陳列が優れ、ローコストで製作でき、インパクトのあるデザインとなりました。
Penatwards 2020 Gold award.
2020年9月13日
Design, Graphic