椅子三昧

デザイナーたちのおとしもの3に行ってきました。

前回行ったのは4年前だったようです。

小泉誠さんと村澤一晃さんが中心となって徳島の家具を盛り上げてきました。

今年はイノダ・スバイエさんも参戦。

宮崎椅子製作所は、NC加工技術は日本一との呼び声高い椅子製作メーカーです。

ずらりと並んだ椅子は、わけあり特価品。

無垢の木材なので、削ってみたら節が出て来た、色が悪かった。

自然のものなのでそういうことがどうしてもあります。

材料から切り出して、欲しい部材を取りますが、ほとんどは捨ててしまうわけです。

宮崎椅子の値段は安くても5万円くらいしますが、

これだけの材料と手間を使っているのです。

これは、着色ではありません。木のそのものの色です。

ウレタン塗装の家具は最初が最高の状態です。

でも、無垢の木の家具は使うほどに味わいがでてきます。

工場で、作業用に使われてボロボロになっている小泉さんの椅子がシブかったです。

その上で、段ボールが喋っています。

これは、端材を寄せ集めて作った寄せ木細工のようなDC09。

塗装完成後が見てみたいです。

買って帰ったもの。

この左から二番目のクッション。

シートの余ったファブリックで作られたものだそう。

このあと、ジョージナカシマ記念館にも行きました。

解説をしてくれた学芸員の方の熱がすごかった。

本当に、みな良い椅子を知らない。とおっしゃっていました。

ジョージナカシマの椅子はすごく座り心地が良かったです。

椅子にきれいに座れている。

ということを解説して下さいました。

誰でも座れるのが椅子ではないのです。

普通の椅子とは全く、違うレベルのものだなと思いました。

ジョージナカシマは木工作家ではなく、きちんと建築を学んでいたところが、家具の質を高めていると思いました。

キャンチレバーなど建築的構造が家具の随所に見て取れます。

一生のうち、椅子に座って過ごす時間はかなり長いです。

でも、その椅子に対する無頓着さはどうしたことでしょうか。

私も今までかなりの椅子を買ってきました。

今の仕事用常用椅子は、四年前の「デザイナーたちのおとしもの2」で当選した小泉さんの椅子です。

No Comments

Post a Comment