本物を知る
三種類のインクを試してみました。
ウインザー&ニュートン。ホルベイン。パーカー。
なぜか、パーカーのインクが最も素晴らしい。
パーカーのインクは絵を描くようではないはずですが。
アナログな世界には、いろいろな情報が埋め込まれています。
水が乾くことや、表面張力のこと、水分量で色が変わること、紙は汚さないように気をつけること、筆は大切に手入れしないとダメになってしまうこと。
今の学生は、本物を知らなくなっていることで、いろいろなことが平気になっている気もします。
机の上に消しゴムのカスを沢山放置したまま帰ってしまうことも、
知らない単語の意味を知らなくても平気なのも、なにかつながっている気がします。
パソコンではゴミは自動で更新されますが、実際の世界ではそうではない。
パソコンがすごいなんて思わないことが肝心です。
パソコンがないと仕事ができないのは事実ですが、核のところはそうではない。
自分の方が絶対良い物ができると確信しながら使うことです。
本物のすごさを知ることです。
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