広報・集客のために何をするか
ある企業の広報や集客のお手伝いをしていたりします。
今までのやり方で上手くいっておらず、どうしたらいいか相談されたのです。
私も、広報のプロというわけではありませんが、色々な本を読みあさり、使えそうなアイデアを検討したりしています。
本当に、勉強、勉強の毎日です。
しかし、商品が違えば特性もマーケットも違いますので本に載っていることをそのまま転用できるかというとそうでもありません。
このようなマーケティング戦略をやっていて思ったのは、「商品の良さを的確に伝えること」が一番だということです。
「良い仕事に勝る宣伝はない」ということですね。
しかし、その商品の何が他社に比べて強みなのか?わかっているようで社内の人は客観的に見れていません。
長年の経験と、成功体験が邪魔をして、一般の人の肌感覚から離れてしまっていることがよくあります。
あるいは、考えることをせず、こういうもんだろうと決めてしまっていることが多い。
「そもそも、それって本当に必要なんでしょうか?」と私が言って、初めて気がつかれるわけです。
様々な条件を整理し、強みとして明確にし、それを適切に表現する。
表現媒体も、当たり前のように、他社もこうだからという理由でしかやっていない場合が多いのです。
その商品を訴求するのに、どういった方法が良いのか、根本的に考える必要があります。
コンセプトメーキングから、アウトプットの方法、印刷までディレクションしています。
最近、今までの手法から大きく舵を切ってチャレンジした方法があり、それは一定の効果がありました。
私も一生懸命やっていたら結果はついてくるものだと励みになりました。
まず、「商品として良いものを作る」これが一番大切です。次に「その良さを適切に伝える」こと。
ちゃんと良いものがあって、適切に伝えれば反響はあるものだということです。
良いものを作っていると自負している会社は多いものです。
しかし、伝えることにも同じくらい時間をかけているところは少ないのではないでしょうか。
「気持ちを込める」こと。面倒だけど、手作業や手書きで伝える努力もとても大事だと思いました。
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