simple

二流は簡単なことを複雑に考えるが、一流はむずかしいことをシンプルに考える。

というような言葉がありましたが、このことを日々意識して活動しています。

 

レイクッドという滋賀県が考案した、木のゲームのブランディングに携わりましたが、

ここでは、与えられた条件や、決まったことをできるだけシンプルにそぎ落とす作業が大半でした。

 

普通は、デザインは表面装飾であり、外装だけをすれば良いし、そういうつもりで頼んで来られる。(実際はコンペでしたが)

私の個性なんていうものはここにはなくて、

このゲームをどうしたらお客さんに喜んでもらえて、魅力のあるものになるのか?

販売価格を抑えて、その価格に見合うバリューをだせるのか?

それがもっとも大切なことでありそのコントロールこそがデザイン。

 

当初50mmの想定でしたが、製造工場で厚みが35mmまでしか無理と言われたら、

無理して50mmにするために張り合わせるのではなく、35mmでできることを考える。

50mmの場合より、薄くなるので、裏表がより明確になるため、そのことを生かして裏表を使えるように片面をブルーに塗る。

それを活用できるルールを考案する。

条件をねじ伏せるのではなく、柔道のように相手の勢いを使っていく。

それらを整理した結果としてのデザインがある。

デザインというのはそういうロジカルな作業なのです。