Senko

今日は祝日でしたが、2012年度の卒業式でした。

 

先日のライティングフェアで艸方窯の新作として発表した、

透ける陶器のペンダントライト「Senko 旋光」を卒業記念品にしました。

 

これは、よくありそうな回転体のペンダント形状を、パソコン上でポリゴン分割し、三角ポリゴンとします。

そこに、少しずつねじる操作を加える事で、折り目を作り出します。

透ける陶器を使ったものは、肉厚の変化による陰影が美しいので、このような立体感を強調したデザインの方が、素材の面白さが出ます。

パソコンを駆使して造形したので真似も難しいと思います。

あかりを灯すと、肉厚の薄い所と厚い所で陰の出方が変わり、表情豊かに光ります。

これは元は、3,4年前に紙で作ることを想定してデザインしたものでした。

岐阜の和紙照明メーカーが気に入ってくれて商品化が進むかに思えましたが、途中で頓挫していました。

紙で作ると、はり合わせの箇所がどうしても二重になってしまい、さらに製作手間もかかるところが問題だと思っていました。

陶器の鋳込みの技法を使えば、この問題の両方が解決します。

艸方窯としてもやりたいと言って頂けたので、急遽、ライティングフェアに合わせて商品化することになりました。

元はダイニング用に大きなサイズでしたが、陶器の重量もあるので小さくしました。

 

この新しい土には焼成時の変形がつきまとい、焼くと潰れてしまうことをとても心配しましたが、非常に安定して形状を保持しました。

この凹凸が、力学的にも利にかなっているのかもしれません。

ところが、窯元さんの勘違いで、注文した数が足りないことが2日前に判明しました。(汗)

仕方がないので、今年のゼミには女子が1人だけいるので、1個だけピンクにしました。

でも、どれが誰の手に渡るかはわかりません。(笑)

ピンクは試作で作った量販モデルではないので貴重です。

ライティングフェアでもシャープがピンクのLEDを推していたのでピンク照明ブームが来るかもしれませんね。

最後まで学生のセンスを試すために、電球は自分で選んでもらうことにしました。

これに合う電球はなんなのか?これも難しい問題です。

また、4月から社会人として新居に引っ越したら部屋につけて欲しいです。

 

 

SENKO ペンダントライト

サイズ 210x210x200mm
素材 信楽透器(透光性陶磁器:特願 2009-256638)
製作 艸方窯
消費電力 10W(E-17電球型蛍光灯の場合)
重量 1.5kg  
丸形PSE取得

 

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