大川温泉旅館客室

大川温泉旅館客室のプロポーザルデザインです。

この客室は、重厚な石、ガラス、木の質感を活かし、外部の庭園とのつながりをテーマとしたインテリアデザインとしています。

レベル差により空間を緩やかに分節し、寝室空間・リビング空間・浴室サニタリー空間と3つの異なる性格付けをして、空間にメリハリを持たせています。

寝室空間の床レベルを400mm上げて、空間を緩やかに分節し、その段差を腰掛けに用いながら、庭園へと続く土間のような石張りの空間をリビング空間としています。

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素足で素材に触れる心地よさを感じてもらおうと、床材には石や竹などの自然素材を配し、内部でありながら外部のような感覚で、庭園へと続く連続性を大切にしており、どこか懐かしくあるけれど、新鮮な空間体験をもたらします。

洗面室、トイレ、露天風呂へ向かう入口は、高さを抑えたにじり口のような扉とし、内部へ引き込むように壁を三方より斜めに配し、表の空間においても印象的で特別な表情を与えています。

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備え付けられる家具は、年月を経て使えば使うほどに味わいの出る仕上げによる無垢材、真鍮、ソリッドなガラスなどを使ったものです。素材の良さを活かしながらも、繊細な職人技が光る上質で端正な家具をイメージしています。

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