秋田道夫 特別講義 2012

 

12月7日(金)にプロダクトデザイナーの秋田道夫先生に滋賀県立大学へ来て頂きます。

今回は、学生に向けて事前課題を出して頂きました。

 

 

 

課題は「模写」

 

「真似から学ぼう」

昔、わたしの家には古びた風景画がかかっていました。

峠の茶屋といった風情で森と小屋が描かれていました。

 

とても上手くてどうして描いた「おじさん」が画家に

ならなかったんだろう。と子供の頃から思っていました。

 

事の「真相」がわかったのはここ10年ぐらい前の事で

しょうか。

 

戦前の絵画教育では「手本」があってそれをそっくり

そのまま「真似て描く」という事を良くやっていたいた

そうです。

 

たぶん「自由画」というのは、戦後の教育からはじまっ

たのかもしれません。

 

わたしも学生時代に一度だけ「模写」を課題でした事が

あります。

 

言ってみれば模写は「単純作業」です。あまり考えなく

ても作業に集中できてなかなかに面白い。

 

だんだん面白くなって「はまる」部分があります。

 

模写の先にデザインがあるとは思いませんが、一度はや

って見ておく価値が十分にあります。

 

そしてたぶんあたらしい「クラスのスター」が誕生します。

 

日頃の課題とは違った人が思わぬチカラを発揮する事で

しょう。

 

模写は観察力と集中力です。そこに新たな人の才能が見い

だされる事でしょう。

 

模写の対象は「人間」しかも顔がおおきいものがいいと

思います。有名無名男女年齢にかかわらず「いい顔」を

した写真を見つけてきて下さい。

 

目がどういう格好をしているか、唇はどうなっているのか

そういう事が判ります。

 

写真はカラーでもモノクロでもかまいませんが、使うのは

鉛筆だけ。 A4の画用紙に鉛筆だけで「モノクロ」で一枚

描いて当日見せて下さい。

 

たのしんで作業して下さる事を願っております。

 

秋田道夫

 

 

 

12月7日(金)

滋賀県立大学 人間文化学部 

D0棟2階会議室にて

13:10〜16:20

 

先生のご厚意により、聴講、参加自由にさせて頂きます。

他学部、学外、問いません。

一生のうちで模写をする経験は何度あるでしょうか。

せっかくなので、課題も持参頂けるとなお良いかと思います。

ポスター制作:辻中輝

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