冨来郁 手提袋

近江商人発祥の地、五個荘町にある、和菓子屋さん冨来郁さんの手提袋のリニューアルデザインし、先日ようやく納品されました。

たかが手提袋ですが、完成までに9ヶ月くらいかかってしまいました。

 

どこをデザインしたの?というくらいパッと見は何でもない白と小豆色のデザインですが、

白い紙に白印刷と、側面は小豆色にニスのみで模様を描いています。

よく見ないとわからないかも知れません。

屋号でもある、「ふくいく」【馥郁】とは。

よい香りがただよっているさま。を意味します。

香りの元となる、分子構造の多くは六角形がベースになっています。

そこで、六角形の模様が、徐々に空中にただよっていく様子をデザインしました。

亀甲模様の様にも思われますが、発想の元は化学の方からです。

印刷会社さんが、理想の感じを出すのに何度も調整してくださいました。

面倒な作業でしたが、担当の方も楽しんでいただいてるようでした。

愛知県某所の工場での立ち会いの様子です。

この大きなロールから作るので、機械が動きだしたら止めれないようです。

ものすごい速度で印刷されていきます。

自動製袋(じどうせいたい)と言って、自動で四角い袋におり上がっていきます。

手提の紙紐も既製品のものをくっ付けるのかと思っていたら、機械で紙から折って、その場で取り付けていきます。

とにかく、全てがすごい速度です。

かくして、出来上がった紙袋。

なんでもないけど、色々想いが詰まってます。

 

http://www.fukuiku.info/

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