人間文化論A

昨年に続き、先日、260人規模の授業をしました。

2人の先生が対談する形式の授業で、人間関係学科の細馬先生の名司会にお膳立てしていただいて、私のデザインしたプロダクトをお題にこれが何なのかと、みんなに考えてもらうというものでした。

普段、デザイン学科の学生だけにデザインの話をしているわけですが、まったく関係ない学科の人たちに向けてデザインを知ってもらうのはとても大切だと思いました。

デザインというのは往々にして誤解されています。

絵を描くだけだとか、センスであるとか思われている。

身の回りにあるものは全てデザインされていて、使用者が間違いを犯さないように、使いやすいように、作りやすいように、使ったあとの事まで考えられているということ。

何度も何度も修正を繰り返し、製品が出来ていく事や、どんなカタチ1つにも理由があって、デザインが決定されているということ。

そんなことは思いもしないわけです。

「デザイン学科に入りたくなった。」

なんていうコメントも多く、そういう事を知ってもらうだけで、みんなの暮らしは大きく変わるだろうと思います。

安さで選ばなくなり、モノを大切にするようになり、使っていくうちに自分の暮らしが丁寧になっていくこと。

小学校からそういうことを習ってみんなが気づいていけたら、暮らし方が変わって、それは回り回って自分たちの仕事や暮らし方も豊かにするように思います。

デザインの世界も、デザインに興味のある人たちのみで盛り上がっているように思います。

もっと、デザインは身近なもので、少しでも多くの人に伝えていく事が、とても大切なのだと思います。

「 デザインは無限大だと思った」と書いてくれた人も多かったことがとても嬉しかったです。

「レスポンスペーパーがかわいくて、ちゃんと書かなければと思った」

そう、デザインは人の心を変えます。

 

なのに、大阪市立デザイン研究所が閉校だなんて。。。

http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kyoiku/0000221079.html

 

写真は、強化段ボール遊具「つちのこ」の木馬ピーターのデザインの変遷。強度や組み方を試行錯誤した結果。

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